ピッチャーに対する数値として、「失点」と「自責点」の2種類の値があります。
この2つは似たような値ですが、野球見始めの方は違いが今ひとつわからないという人も多いと思います。
自責点と失点の違い
失点は、相手チームに取られた得点を指します。
ヒットや四球に限らず、エラーなどによる相手チームの得点も失点になります。
一方、自責点は、ピッチャー自身に責任がある得点の数を表します。
自責点は、守備側のエラーなどによって進塁したランナーによって得られた得点は含まれません。
具体的に言うと、エラーでバッターが出塁した場合、そのランナーが後でホームベースに到達し得点を獲得した場合、失点がピッチャーに加算されますが、自責点は加算されません。
つまり、自責点はピッチャー自身に責任がある得点の数を表します。
このとき、エラーがなければ3アウトチェンジだったという扱いになり、投手Aの記録は、
失点2、自責点0
となります。
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