試合前、ネクストバッターズサークルで選手が重そうなバットを振っているのを見たことはありませんか?
それが「マスコットバット」です。
マスコットバットと普通のバットの違いを、整理してみたいと思います。
マスコットバットとは?
マスコットバットは、打席に入る前の素振りやウォームアップに使う専用のバットです。
試合で使うためではなく、スイング前に体を温めたり、筋肉に刺激を入れるために使われます。
プロ野球選手が打順待ちの間に振っている、あの「ズシッ」としたバットがまさにこれです。
普通のバットとの違い
項目 | マスコットバット | 試合用バット |
---|---|---|
重さ | かなり重い(通常の1.5~2倍) | 適正な重さ(900g前後) |
目的 | 体を温める・筋肉に負荷をかける | 実際にボールを打つ |
形 | やや太め・短めなモデルもあり | スマートな設計 |
つまり?
マスコットバットは、
「わざと重いものを振っておいて、実際のバットを軽く感じさせる」ための道具です!
本番で素早くバットを振れるように、事前に重い負荷をかけるんですね。
どんな種類があるの?
マスコットバットにもいくつか種類があります。
- 超重量型バット(木製・金属製)
- 中に重りを仕込んだタイプ
- グリップ部分が太めに作られたモデル
最近ではジュニア用の軽めのマスコットバットも登場していて、体格や目的に合わせて選べるようになっています。
まとめ
- マスコットバットは「ウォームアップ専用のバット」
- 普通のバットよりもずっと重い
- 打席に入る直前に使うことで、スイングスピードを高める効果が期待できる
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